業界用語その2(善意・悪意)
業界用語その2です。
通常の意味と違う法律用語の代表格?は、「善意・悪意」だと思います。
通常の使い方だと、善意は「良い心、他人のためを思う心、良い意味」、
悪意は「悪い心、意地悪な心、悪い意味」というような意味です。
法律用語だと、善意は「ある事実を知らないこと」、悪意は「ある事実を
知っていること」で、道徳的な善悪とは関係ありません。
「被告は悪意だ」とか、「Aさんは善意の第三者である」と言ったり
しますが、良い悪いという意味で使っているわけではありません。
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