県警と弁護士会の犯罪被害者支援についての連携協定
私は茨城県弁護士会の犯罪被害者支援委員会の委員長をしています。
本日、茨城県警察と茨城県弁護士会は、犯罪被害者支援についての
連携協定を締結しました。
これまで、犯罪に遭われた被害者の方が弁護士に相談したい場合は、
法テラスに電話をして弁護士を紹介してもらう「犯罪被害者等支援
精通弁護士紹介制度」はありましたが、この連携協定によって、特に
被害直後の急性期に、被害者の方がご自身で電話をかけたりしなくても、
県警から弁護士会に連絡し、弁護士会が弁護士を紹介することで、
速やかに弁護士へのアクセスが可能になります。
殺人罪や性犯罪等の一定の重大犯罪を対象としていますが、被害者支援の
充実につながると思います。
犯罪被害者支援委員会の委員長として、この連携協定締結に向けて
県警との打ち合わせを重ね、弁護士会の意思決定機関である常議員会に
説明のために出席したりしましたので、無事に協定締結に至って、ホッと
しています。
今後、制度を実際に動かしてみて、不都合があれば直していき、被害者の方に
とってより良い制度になるようにしていきたいです。
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