昔の小説を読んでいると、手形絡みの詐欺などが出てくることがあります。
私が大学生だったとき手形小切手法を勉強しましたが、弁護士になってから、生きている(?)手形を見たことはありません。小切手を見たことはあります。
現在、約束手形の利用はピーク時(1990年頃)の1割以下だそうです。
小説で読む分には面白いのですが、手形は便利な反面、色々と面倒な手続きがあったり、偽造や紛失の危険もあります。
政府は2026年までに約束手形を廃止することを目標とし、電子記録債権(通称「でんさい」)の利用を推奨していますが、でんさいの認知度は低く、普及率も低いようです。
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