配偶者の呼び方
日本語では配偶者の呼び方がたくさんありますよね。
男性からだと、妻、家内、女房、奥さん、かみさん、嫁等。
女性からだと、夫、主人、旦那等。
他人からの呼び方は、妻は奥さん、お嫁さん、夫はご主人、旦那さん、
お婿さん等でしょうか。
個人的な感覚の話になってしまいますが、私は、男性が自分の妻を「嫁」と
呼ぶのが苦手で、法律相談で嫁、嫁と連呼されると、聞いていてちょっと
疲れてしまいます(「嫁さん」ならそこまで嫌ではありません)。
「嫁」というのは息子の妻のことであって、自身の妻を嫁と呼ぶのは本当は
おかしいですよね。
嫁の対義語は婿ですが、自分の夫を婿と呼ぶ人には会ったことがありません。
人が配偶者をどのように呼ぶかはその人の自由ですが、自分が法律相談や
離婚事件の打ち合わせで、相談者や依頼者の配偶者をどのように呼ぶか悩みます。
だいたいは「夫が〜」「妻が〜」と話しますが、ぞんざいに聞こえてしまう
かなぁと思ったりします。
「奥さん」「旦那さん」と呼ぶこともありますが、最近は、知り合いの弁護士の
真似をして「〇〇さん」と名前で呼んだりします。
法律相談等では相手の配偶者を「夫」「妻」と呼ぶのもおかしくないですが、
法律相談や打ち合わせ以外で相手の配偶者を「夫」「妻」と呼ぶわけに
いかないので、普通の会話の場の方が困ります。
「奥さん」「ご主人」「旦那さん」というのはあまり使いたくありません。
相手の配偶者の名前を知っていれば名前で呼べば良いですが、知らない場合に、
「夫氏」「夫さん」「妻氏」「妻さん」というような言い方ができたら
楽なのにな〜と思います。
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