タイヤと過失割合
10年に一度という大寒波で、1月24日の夕方から夜に、水戸でも雪が降りました。
雪の予報ではなかったのに、予想外に激しく降ってびっくりしました。
雪の予報ではなかったこともあり、ノーマルタイヤの車で出かけて、そのまま
雪道を運転することになった人もいたかもしれません。
交通事故の損害賠償においては過失割合が問題になります。
過失割合とは、発生した交通事故に対する責任(不注意、過失)の割合のことです。
ノーマルタイヤで雪道でスリップして事故を起こした場合、スタッドレスタイヤや
チェーンを巻いていた場合より過失割合を加算される可能性があります。
スタッドレスタイヤは、溝の深さが新品に比べて50%以下になっていると十分な
性能を発揮できないといわれており、そのような状態になっているときに雪道で
事故を起こすと、スタッドレスタイヤをつけていたとしても、過失割合を加算
されるかもしれません。
過失割合うんぬんの前に危険ですので、ノーマルタイヤでは雪が降りそうなときは
運転せず、スタッドレスタイヤでも滑るときは滑りますので、過信しないように
してください。
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