事業承継サポート
事業承継とは、会社と事業を次世代に引き継ぐことをいいます。
事業承継は、これまで築き上げてきた会社や事業を次世代に引き継いでいく、いわば経営者にとって最後の大仕事です。
相続や事業承継対策は、主に税務対策が強調されています。もちろん、それは重要ですが、残念ながらそれだけでは不十分です。
たとえば、家族内承継において、もっとも大切な視点は、家族をどのようにしていきたいのか、ファミリービジネスの観点がとても大切です。そのために対策を考えていくためには、ご本人も含めてご家族の心理、こんなことをしたら家族はどう感じるだろうかについても考慮しながら進めていかなければなりません。
事業承継においては、後継者を誰にするかはもちろんのこと、後継者教育、金融機関・取引先・役員及び従業員との関係維持を含めた経営力の維持、株式の買い取りにかかる資金の調達、相続税・贈与税の負担など、様々な経営に関する問題・法律に関する問題をクリアしなければなりません。それぞれに固有のリスクがあります。そのため、事業承継は、税理士や中小企業診断士など多くの他士業専門家との連携が必要です。
お客様の事業承継の全体像を考えながら、弁護士がお役に立てる範囲、他士業に担っていただく範囲は何かを考え、それぞれが十分な役割を果たしていくために広く全体を理解できる視点が必要です。広く全体を俯瞰的に見るのと同時に、法律専門家としてのサービスを提供できると考えています。そのため,当事務所では、後藤直樹が事業承継士を取得しました。また、信頼できる,地域の税理士,公認会計士,司法書士,FP等と緊密にネットワークを築いております。
当事務所も15名(2024年8月時点)という小規模事業者ですので,事業承継については同じ経営者としてお話しをうかがえると思います。
また、M&A・各種提携についてもご相談に応じております。
お気軽にご相談ください。