様々な業種・業態の方から従業員の不正に関するご相談があります。どんな業種・業態でも不正のリスクがあるわけですが,それぞれ不正が起きやすい場面は異なります。
どんな場面で「リスク」が存在しているのかを,あらかじめ把握し,従業員間で情報共有をして,管理体制を構築しておくことが必要です。極めてわかりやすい例で言えば,小売業「架空の返品を装ったレジ不正操作など」,営業担当「売上金の横領など」です。しかし,実際のビジネスの場面では,このような典型例よりも複雑な業務の流れが組まれていますから,個別に「リスク」の存在する場面を炙り出しておく必要があります。
そのキーポイントごとに,不正発生機会をできる限り封じ込めた商流を確立し,不正発見のための仕組みを散りばめておくことが肝要です。
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