事業承継(親族内承継)での重要な視点

事業承継については、たくさんの本が出ています。
あまりに情報があふれていて混乱してしまうかもしれません。
たとえば、
株価対策、節税をどうするか、持ち株会社を利用するなどなど。
しかし、それでは大切なことが抜けてしまいます。
木を見て森をみないことになってしまいます。
そこで、
今回は、
親族で承継する場合の重要な視点を押さえておいていただきたいと思います。

親族内承継をする場合の目的を再確認しましょう。
それは、
①ファミリー企業(会社と家族)の永続的な発展です。
ご自身が築き上げてきた企業がこれからも永続的に発展すること
そして
②家族関係が円満であり続けること
加えて
③経営者様がこれからハッピーな人生を送れること
です。
これらの目的をきちんと押さえずに、事業承継を進めると、とんでもない結果になることがあります。
たとえば、
株式の集中と税金のことだけを考えて家族のことを考えなかった結果、後継者と非後継者が相続争いを起こすなどです。

木を見て森を見ず。
そのようなことにならないように、しっかりと目的を再確認しておきましょう。