法律の文章は、すごくわかりにくいことがあり,つい混乱してしまうことがあります。
とくに似たような言葉が出てくると頭がごちゃごちゃになります。
私たちは,文章で表現するときに,同時に頭の中で図や表を思い描きます。
私たちが法律の文章を読むときには,図式化して理解しようとします。
私も司法試験の受験生の時から,文章を読むときに,頭の中で図を書いたり,さらには実際にペンを持って紙に関係を書くなどしています。
難しい文章を読むときには,何度も何度も紙に図や表を書いてトレーニングしました。
何度も何度も書いてトレーニングすると,実際に書かなくとも,頭にイメージが浮かんでくるようになります。
そろばんをやっている人が暗算できるのと似ているかもしれませんね。
話しは飛びますが,最近,悩み事を紙に書いてみるとスッキリするという手法があることを知りました。
頭の中のモヤモヤを対象物として,書き出すと見えるようなり,扱いやすくなります。
悩み事というのは,いったん頭にとりつくとなかなか離れません。グルグルとそのことが思い出されてしまい,肝心なことがおろそかになったりします。そのようなときに,ぜひ,書き出してみてください。
思いつくままに30分間も書き続ければ,かなり楽になります。
皆さんにも、なかなか人に言えないモヤモヤしたこともあるのではないでしょうか。
そんなときのためのセルフカウンセリングとして書き出すことをお勧めしたいと思います
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